中日、雄太と岩田が現役引退 本拠地最終カードでラスト登板へ

[ 2016年9月23日 13:55 ]

引退会見を行った中日・雄太

 中日の雄太投手(36)と岩田慎司投手(29)が23日、今季限りでの現役引退を発表し、ナゴヤドーム内で会見を行った。

 12年目左腕の雄太は日本通運から04年ドラフト4位で入団。09年に球団記録の開幕11連勝を記録した。「ドラゴンズ一筋でやってきて、ドラゴンズで終われたのは幸せ。入ってから色々な方に携わっていただいて、一筋でやってきて、いろいろ考えたけど、この球団で終わりたいと思っていた」と丁寧な口調で語った。

 8年目右腕の岩田は明大から08年ドラフト5位で入団。12年には先発ローテーションの一角として5勝を挙げた。「自分の思うボールが投げられなくなった」と理由を明かし、「今までお世話になったすべての方に感謝しています。終わってみれば早かったけど、充実していた。いい野球人生でした。すっきりしています。野球をやめるときはもっと悲しくなるのかなと思ったけど、晴れやかな気持ちです」とすがすがしい表情も見せた。

 ともに今季の1軍登板はなかった。24、25日の本拠地最終カードとなる阪神戦(ナゴヤドーム)で引退登板する予定。

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