阪神 福原が引退会見、涙ぐんで「支えられ18年間。僕は幸せ者」

[ 2016年9月23日 18:15 ]

引退記者会見で、言葉に詰まる阪神の福原忍投手

 2014、15年と2年連続でセ・リーグ最優秀中継ぎ投手に輝いた阪神の福原忍投手(39)が23日、兵庫県西宮市のホテルで引退記者会見にユニホーム姿で臨み「いろいろな方に支えられて18年間現役を続けることができた。本当に僕は幸せ者」と、涙ぐんで話した。今季最終戦の10月1日の巨人戦(甲子園)後に引退セレモニーが行われる。

 広島・広陵高、東洋大を経て1999年にドラフト3位で阪神入団。1年目は救援のみで10勝7敗9セーブ。その後は先発でも活躍した。2011年から5年連続で50試合以上に救援登板。18年目の今季の登板は序盤の8試合にとどまった。通算成績は594試合で83勝104敗29セーブ、118ホールド、137ホールドポイント、防御率3・49。

 チーム最年長右腕は「(2軍でも)空振り、ファウルを取れると思ったボールが捉えられた。(引退を考えたのは)8月ごろから。まだできる、もう引退しよう、という気持ちが日々入れ替わる感じだった」と明かした。今後については「引退するという決断をしたばかり。ゆっくり落ち着いてから(考える)」とした。

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2016年9月23日のニュース