イチロー2年ぶり失策 連続守備機会無失策395で止まる

[ 2016年9月5日 05:30 ]

インディアンス戦の6回、2死一、三塁で右前への打球を処理し三塁へ送球するイチロー。三塁手が捕れずマーリンズで初の失策を記録

インターリーグ マーリンズ3―8インディアンス

(9月3日 クリーブランド)
 マーリンズのイチロー外野手(42)が3日(日本時間4日)のインディアンス戦に先発出場。右翼守備で2年ぶり、マ軍移籍後は初となる失策を記録。チームも3―8で敗れ5月1日以来の勝率5割逆戻りとなったドン・マッティングリー監督は「この時期の勝ち負けは心配」と曇り顔だった。3―5の6回2死一、三塁。右前適時打を処理したイチローは三塁を狙った一塁走者を刺そうと鋭い球を投げたが、ハーフバウンドとなり、三塁手プラードが後逸。さらに投手フェルナンデスがベースカバーに走っておらずボールがカメラマン席に入って試合を決定づける1点を与えた。これで連続守備機会無失策が395で止まった。

 打撃では初回の中前打で3点先制を演出。5試合ぶりのマルチ安打を放つも、チームはわずか4安打に終わった。ワイルドカードゲーム進出圏内まで3ゲーム差は変わらず、望みを残すが、チームの立て直しが急務だ。(笹田幸嗣通信員)

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2016年9月5日のニュース