イチロー2戦連続マルチ「気持ちで打てたことは一度もない」

[ 2016年9月5日 09:30 ]

インディアンス戦の9回、右翼線に適時二塁打を放つマーリンズのイチロー

インターリーグ マーリンズ5―6インディアンス

(9月4日 クリーブランド)
 米大リーグ、マーリンズのイチローは4日(日本時間5日)、クリーブランドでのインディアンス戦に「1番・右翼」で先発出場し、5打数2安打1打点1得点。2試合連続のマルチ安打を記録したが、チームは5―6で逆転サヨナラ負けし、3連敗となった。

 8試合連続のスタメン出場を果たしたイチローは初回の第1打席で空振り三振、3回の第2打席は無死二、三塁で中飛に倒れた。5回の第3打席は振り逃げで出塁したが得点にはつながらず。それでも1―0の7回1死一塁から右前打を放ってチャンスを広げ、プラードの適時打につなげた。

 イチローは3―3の9回無死二塁では左腕ミラーのスライダーを捉えて右翼線へ適時二塁打とし、チームに勝ち越し点をもたらした。なお1死三塁からプラードの犠飛でイチローが5点目のホームを踏んでリードを2点に広げたが、マーリンズはその裏、4番手ロドニーが大乱調。3四球で2死満塁のピンチを招くと、連打を浴びてサヨナラ負けを喫した。

 ▼イチローの話(9回の勝ち越し二塁打は、気持ちが見えた打撃だったとの問い掛けに)気持ちで打てるわけじゃない。気持ちで打てるなら毎回打てますから。それなりのレベルの相手だったら技術で打たないと。気持ちで打てたことは一度もない。

続きを表示

この記事のフォト

2016年9月5日のニュース