阪神・今成「サインは全部自分」“すんなりいけた”1009日ぶり捕手

[ 2016年4月18日 05:30 ]

<中・神>9回、捕手として出場し、ベンチに戻る今成

セ・リーグ 阪神2―4中日

(4月17日 ナゴヤD)
 阪神・今成にとっては公式戦では13年7月13日のDeNA戦以来の捕手出場だった。

 「サインは全部、自分で出しました。昨日も(捕手が)あと1人しかいない状況でブルペンにも入っていた。捕るのはすんなりいけた」。先発の梅野が7回に代打を送られ、途中出場の岡崎も9回に代打交代。捕手経験を買われ、今春キャンプでも有事へ向けた練習を積んでいた。

 首脳陣らとサインを確認してからマスクを携えてグラウンドへ。9回は高宮をリードして3者凡退に抑えながら、10回は1死を取れないままサヨナラ敗戦。「責任を感じている」と唇をかんだ。9回は2死一塁から代打登場した右前打で好機を拡大。福留の同点打を呼んだ。「次回はしっかり結果を出せるように」。捕手としても代打としても存在感を示した一戦だった。

 ▼阪神・矢野作戦兼バッテリーコーチ(今成の捕手起用について)よくやってくれた。あそこは勝負にいくしかない場面。キャッチングも落ち着いてやってくれていた。

続きを表示

2016年4月18日のニュース