マー君7回3失点で今季初勝利!7回4失点岩隈との初対決制した

[ 2016年4月18日 04:30 ]

マリナーズ戦に先発したヤンキースの田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース4―3マリナーズ

(4月17日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中とマリナーズの岩隈が17日、ともに先発し対戦。田中は7回93球を投げ6安打3失点(自責2)、6奪三振で無四球。岩隈は7回102球を投げ8安打4失点、3奪三振、3四死球だった。楽天で2011年まで5年間をともに過ごした2人の初対決は、田中に軍配が上がり、田中が今季初勝利をマークした。岩隈は2敗目。

 田中は初回、不運な安打が続き満塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に1点先制を許した。一方岩隈は初回を0点に抑えたものの、2回は先頭打者に死球を与え、続くA・ロドリゲスに逆転2ランを浴びた。3回にも二塁の走者を置いてガードナーにエンタイトルの適時二塁打を打たれた。

 逆転してもらった田中はリードを守りたいところだったが、4回に強烈なゴロを一塁手のテシェイラがトンネル。中飛で三塁へ進まれ、クレベンジャーの左前打で1点差に迫られた。さらに5回には1死から青木に三塁打を浴び、続くスミスの打球が前進守備の間を抜け中前に。同点に追いつかれた。

 3―3の同点で迎えた5回、岩隈は安打2本で1死一、三塁のピンチを招くと、暴投で勝ち越しを許した。中盤までは両者ともにピリッとしない内容だったが、6回からは2イニング無失点。ともに7回限りで退いた。

 2人とも今季未勝利で臨んだマウンド。田中は勝ち投手の権利を持って降板し、岩隈の今季初勝利はお預けとなった。

 試合は田中の後を受けたベタンセス、ミラーがともに3者連続三振でマリナーズ打線を封じ、4―3でヤンキースが勝利。連敗を4で止めた。マリナーズの連勝は3でストップ。

 また、マリナーズの青木は「1番・左翼」で先発し、4打数1安打1得点、1三振だった。

 ▼青木の話(田中との対決に)変な先入観を持たないで臨もうと思った。(5回の三塁打に)打ったのはスライダー。初球から打てそうなところに来たので、思い切って振りました。あれが点につながったし、良かった。

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