巨人原道場第2弾開講 打率リーグ5位の貧打解消へ“恵みの雨”

[ 2015年6月27日 05:30 ]

坂本(左)にトスを上げる原監督

セ・リーグ 巨人-ヤクルト(雨天中止)

(6月26日 静岡)
 巨人・原監督が、静岡で予定されていたヤクルト戦の雨天中止を受けて「道場」の第2弾を開講した。草薙球場に隣接する室内練習場でティー打撃が始まると、まずは阿部を連日の指導。この日は長野、坂本、大田も順に呼び、さまざまな角度からトスを上げつつアドバイスを送った。指揮官は「なかなか、こういう時間はありそうでない」と振り返った。

 この日のテーマは主に2つ。「来た球に合わせない」と、どのコースや高さにも自分のポイントまで呼び込んで打つよう徹底。さらに「10の力で3のスピードで振る。正しく緩いスイングができれば試合で力んでもいい形で打てる」と自らの理論を披露した。

 「(バットの)軌道とか、徐々にずれていた部分が修正できた」と大田。リーグ5位のチーム打率.238という貧打の解消は急務でこの中止を恵みの雨としたい。
 (大林 幹雄)

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2015年6月27日のニュース