インフル感染の松坂開幕ローテアウト 佐藤コーチ「31日は考えてない」

[ 2015年3月19日 05:32 ]

ソフトバンクの松坂

 ソフトバンク・松坂大輔投手(34)が開幕ローテーションから外れる公算が極めて高くなった。同投手は18日に福岡市内の病院で検査を受け、B型インフルエンザと診断された。チームからの隔離が決まり、5日間の自宅療養を経て23日にチームに再合流する予定。

 シーズン前最後の調整の場だった24日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(神戸第2)の登板回避も決定。内定している31日のオリックス戦(ヤフオクドーム)でのシーズン初登板について、佐藤投手コーチは「31日は考えていません」と断言した。

 本拠地初登板となった17日のロッテ戦で6回3失点だった松坂は、18日にヤフオクドームに来た際に「少し肩は張っている」と話し、その後に37・1度の微熱で体調不良を訴え早退。念のために検査した結果、B型インフルエンザの感染が判明した。インフルエンザの予防接種は受けており、比較的症状は軽いというがチームでは吉井投手コーチもインフルエンザにかかっており、16日から離脱している。

 ぶっつけで31日のオリックス戦に先発する可能性について、工藤監督も「ブルペンだけで(公式戦に)投げるのは難しい。(24日から)1日ずらして、(25日に)投げられるかどうか。バックアップの投手も用意しておかないといけない」と否定。その上で「最終的に投手コーチが無理だと判断すれば、(シーズン初登板まで)プラス1週間はかかる」と言及し、開幕ローテーションを再編する意向を示した。

 合流後の状態次第とはなるものの、佐藤投手コーチは「(発熱して)関節も緩むし、戻ってきて“(1軍で)はい、どうぞ”というわけにはいかない。ファームで何回か投げてもらわないと」と言及。9年ぶりに日本球界に復帰した松坂のシーズン初登板は4月中旬までずれ込む可能性もある。

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2015年3月19日のニュース