巨人セペダ開幕4番アピール弾 “ライバル”阿部は…

[ 2015年3月19日 05:30 ]

<D・巨>3回1死、左中間にソロ本塁打を放つ巨人・セペダ

オープン戦 巨人4-6DeNA

(3月18日 横浜)
 開幕4番の座を大きくたぐり寄せた。巨人・セペダが3回1死、高崎の直球を左中間へソロ本塁打。逆方向へのオープン戦1号に「甘めの球。直球を狙い、うまくはじき返すことができた」と胸を張った。

 オープン戦序盤は、日本選手特有の投球フォームのゆったりした「間」にタイミングが合わず、苦心した。原監督ら首脳陣にすり足ではなくしっかり足を上げるよう助言され、徐々に改善。「日本の投手に合わせるべく、いいアドバイスをくれて、うまく消化できている」と話した。

 原監督は、セペダの一発を「いいバッティング」と称賛。開幕カードの前哨戦に敗れたが、「水鉄砲」から「紙鉄砲」へと進化した打線は先発全員安打を記録するなど11安打を放った。

 開幕オーダーについて指揮官は「あした休んで東京ドームが(オープン戦残り3試合)ある。きちんとしたオーダーが組める状況になりつつある」とした。4番争いのライバル・阿部は1軍復帰後の4試合で14打数2安打(練習試合含む)。巻き返しが待たれる中でも、セペダの一発が鮮烈な印象を残したことは間違いない。

 ▼巨人・阿部(第1打席で左前打)きょうはいい感じ。継続してできれば。

 ▼巨人・大竹(5回を6安打3失点)点の取られ方が悪い。ヒット、四球の後にああいう(甘い)球を投げては駄目。頭も体も全て使って抑えられるように調整したい。

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2015年3月19日のニュース