和田監督 “まとめ役”鳥谷にキャンプMVP「思いが伝わってきた」

[ 2015年2月26日 05:30 ]

上本選手会長(手前)の音頭で手締めをする(左から)秋山、西岡、鳥谷、新井良

 春季キャンプのMVPを問われた阪神・和田監督は、真っ先に鳥谷の名前を挙げた。「すべてにおいてチームを引っ張ろうというものが見えた」。

 大リーグでプレーする道を選ばず、猛虎に残って迎えたプロ12年目。先頭に立ってチームをけん引したキャプテンに、指揮官は「キャンプに入るまでに過程があったけど、スッキリして、もう一度、ここで勝ちたい思いが伝わってきた」と評価した。当の鳥谷は「(MVPは)キャンプで頑張っても仕方ない」とクール。しかし、「シーズンで取れるように頑張る」と続けた言葉は本気だ。

 投手では、能見が同じようにまとめ役として和田監督から感謝された。福原の故障離脱後は1軍キャンプでは投手最年長だった。「やりたいことは自分なりにできた」と25日間を振り返った。

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