中日・大塚新2軍投手コーチ 若竜に“ヨッシャ―魂”注入だ

[ 2014年10月10日 08:35 ]

秋季練習に参加する(右から)谷繁兼任監督、落合GM、土井特別コーチ、大塚新投手コーチ

 「ヨッシャー魂」注入だ。中日の2軍担当の投手コーチに就任が決まった大塚晶文氏(42)が9日、ナゴヤ球場屋内練習場で就任会見。現役時代は気迫満点の投球スタイルだった「炎のストッパー」は、若竜をメンタル面から熱血指導することを誓った。

 「僕は意図的に熱さを出していた。“ヨッシャー”という言葉が出るけど、マイナス思考になった時にもそれを出すことで良い感覚がよみがえってくる。そういう脳の仕組みも伝えたい」

 独立リーグのルートインBCリーグ信濃の選手兼任監督就任が決まった昨年に、メンタルトレーナーの一級資格を取得。日米で培った投球術を伝えるだけでなく、若手の脳内改革にも力を入れる意気込みだ。また、西武コーチ時代に清原、中村らを育てた土井正博氏(70、野球評論家)が9日から始まった秋季練習から「特別コーチ」として参加。来春のキャンプまで指導することも発表された。

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2014年10月10日のニュース