ド軍は「まだ再建途中」 マッティングリー監督が来季へ意欲

[ 2014年10月10日 18:48 ]

ドジャースのドン・マッティングリー監督 (AP)
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 ドジャースのドン・マッティングリー監督(53)が来季も変わらずチームの指揮を執ることに意欲を示した。

 一昨年にオーナーが代わり、次々と大物選手と契約を続けたドジャースはナ・リーグ優勝決定シリーズでカージナルスに敗れたものの、昨季は2位に11ゲーム差をつける大差の地区優勝を果たした。

 今季もチーム総年俸約247億円という豊富な資金力で主力を確保。「ワールドシリーズで優勝しなければ失敗」とさえいわれていたが、地区シリーズで再びカージナルスに敗退。1月にドジャースと3年の契約延長をして16年まで指揮を執ることになっているマッティングリー監督、そしてネッド・コレッティGMにその責任の矛先が向けられていた。

 そんな中、9日にメディアの前に姿を現したマッティングリー監督は「今季の成績を誇りに思う。プレーオフではほんのわずかな差が勝敗を分けた。チームの総年俸やスタッフ人事についてとやかく言われているが、チームはまだ再建の途中」と語り、来季15年シーズンに期待を寄せた。さらに「辞めるようなことがあれば、驚きだね」とコメントしてコレッティGMの更迭を暗に否定した。

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2014年10月10日のニュース