先輩は入社試験　“代役”拓大・大熊　大暴れ３安打２打点

東都大学野球第６週第２日 拓大３―０国学院大

（10月9日 神宮）
　拓大・大熊が３安打２打点と大暴れした。

　レギュラーの水野が入社試験で欠場する中、「５番・指名打者」で出場。２回に先制左越えソロ、６回にも左前に適時打を放ち「勝負強さが自分の持ち味」と胸を張った。松本工（長野）時代の２年夏に柿田（現ＤｅＮＡ）の女房役で甲子園出場。過去に１安打しか打っていないのがうそのような活躍に「少しは代わりが務められたかなと思う。先輩に良い報告ができる」と喜んだ。

　▼拓大・佃（２日連続の先発ながらリーグ戦初完封。１部で通算１０勝目）前夜、監督から一番ひどい出来だったと言われ、（２回戦の）先発を伝えられた。疲れ果てて、逆に開き直れた。