【マー君独占インタビュー3】中4日「ローテ守りながら強化」の難しさ

[ 2014年10月9日 10:35 ]

1年間ローテを守ったヤンキースの黒田(右)と田中

 ――プロ入りしてから何度か故障で離脱した経験がある。選手生命の危機とも言われた右肘の故障は、過去の故障と比べてどうか。

 「どうですかね。正直なところケガした時は10日、15日くらいで1、2回登板を飛ばせば戻れると思っていた。それが2カ月もかかった。思ったよりは時間がかかった。比べることはできないけど、大胸筋をやったとき(10年8月=注5)はそのままシーズンが終わりましたからね」

 ――ケガを乗り越えたことは今後の野球人生にどう生きるのか。

 「ケガしている間にいろいろなものを見ることができたし、感じることもできた。本当に自分にとって価値のあったものかどうかは来年以降に自分が見せていく姿ではないかと思います」

 ――自分の体を知る意味では、ケガをする一つ手前で自分でストップをかけることが大事になる。

 「そこは凄く大事。僕は毎回、こういう故障があると長引いてしまうので、やっぱり一歩前で言わないといけないかなと思う。そこは勉強になりました」

 ――中4日(注6)で投げていく中で、このあたりを強化しなければいけないと思った部分は。

 「ローテーションを守りながら、強化していくという難しさは感じました。登板間隔がどうしても短い。回復させないといけないという方に意識がいっていたので、その辺の意識のバランスですよね。その難しさを感じました」

 ――体が元気であれば来年以降もマウンド、ボールには対応できるというように映った。

 「そうですね。でもそれ(体調面)が一番、難しいですよね」

 <注5>10年8月29日の西武戦(西武ドーム)に先発した際に、右脇腹付近に張りを訴え、6回終了後に降板した。翌30日の精密検査で「右大胸筋部分断裂」で全治3週間と診断され、以降は登板なし。同年は楽天時代で最も少ない20試合、155投球回に終わった。

 <注6>今季は中4日での登板が8回。故障前の最後の先発だった7月8日インディアンス戦は、初めて中4日が2回続いた登板だった。

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