肉離れの今成 CSファーストステージを欠場へ…

[ 2014年10月9日 05:30 ]

 右脇腹痛で戦線離脱している阪神・今成が、CSファーストSに間に合わないことが決定的となった。

 8日は、前日7日に続いてフェニックス・リーグの試合に出て守りに就く予定だった。しかし、登場しないまま「詳しいことはトレーナーに聞いてください」と言葉少なに球場を離れ、この日のうちに帰阪。9日から再び鳴尾浜球場で調整を行うことになった。

 9月12日の広島戦で右脇腹を痛めて翌13日に「右脇腹筋挫傷」で出場選手登録を抹消された。レギュラーシーズンでの復帰はかなわなかったものの、首脳陣はCSでの昇格を期待していた。6日の1軍本隊の宮崎入りに合わせて合流。7日のDeNA戦では9回から三塁の守備について実戦復帰していた。

 だが、患部に負担のかかる打撃面は大幅な遅れを取っており、いまだに打撃練習は行えていない状況だ。再びリハビリに専念することになり、和田監督も「まだゲーム(に出られる)レベルじゃない。打つことが遅れている。ファーストステージは間に合わない」と苦い表情だった。

 11日の初戦に対戦が予想される前田健には昨季、9打数5安打の打率・556と相性抜群だった。和田阪神は“マエケンキラー”として頼りにしていた男を、大一番で欠くことになった。

続きを表示

2014年10月9日のニュース