真中新監督 最年少指揮官も“ノムさんの教え”が役立った

[ 2014年10月9日 08:15 ]

就任会見に臨んだヤクルトの真中新監督

 ヤクルトは8日、真中満チーフ打撃コーチ(43)が監督に就任すると発表。3年契約を交わし、2年連続最下位からの巻き返しを誓った。

 【真中新監督に聞く】

 ――監督に就任した今の心境は。

 「チーム一丸となって必ずいい方向に持っていけると確信しています」

 ――迷いは。

 「常に監督というのを意識して現場を見てきたので、すぐにそういう気持ちになりました。入団1年目に教わった野村監督は、現役の頃から自分が監督になったつもりで野球を見ろ、とおっしゃっていたからです」

 ――43歳という若さ。

 「ヤクルトの今までの伝統を大事にし、また若さを出しながら精いっぱいやっていきたい」

 ――大事にしたいこと、信念は。

 「チーム力。個人の能力はなかなか他球団に勝てないので、組織で戦っていきたい。チーム力として守りを重要視していきたい。今年は3割打者がたくさんいたがディフェンス面で足を引っ張った。総合力でマイナス部分を埋めていきたい」

 ――キーマンは。

 「みんなですが、山田に一番期待しています」

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2014年10月9日のニュース