向上４強入り　背番号11の左腕・日名子８回３安打11Ｋ

８回１１奪三振の好投を見せた向上・日名子

春季高校野球関東大会準々決勝 向上２―１成立学園

（5月18日 横須賀）
　向上（神奈川）が接戦を制して４強入りを決めた。先発した背番号１１の３年生左腕・日名子（ひなご）が８回３安打１１奪三振１失点の好投を見せ、打線は４回２死二、三塁から背番号１５の福田が、カウント３ボールから積極的にスイングし、右中間を破る適時三塁打を放った。

　平田隆康監督は「福田は決め打ちしたときの勝負強さがある。３ボールから狙っていたのかもしれない。今大会は選手が役割を分かっている。しっかり仕事をやってくれている」と目を細めた。