明大・月田　１年ぶりの登板、３球でリーグ戦初勝利

東京六大学野球　第６週第２日 明大８―１早大

（5月18日 神宮）
　２回戦２試合が行われ、慶大と明大がそれぞれ雪辱。明大は５回途中から救援し、打者１人を抑えた月田雄介投手（４年）がリーグ戦初勝利を挙げた。

　明大の左腕・月田がわずか３球でリーグ戦初勝利を手にした。５回に１点を先制され、なおも２死一塁からワンポイントで登板。左の重信を左飛に仕留めると、６回の逆転劇につなげた。「運が良かった。左を抑えるのが僕の仕事」。先発の上原が３回の打席で左手甲に死球を受けて降板。嫌な雰囲気も断ち切る好救援だった。不振で出番がなく、約１年ぶりの登板で転がり込んだ初白星。「１勝できてよかった」と笑った。

　▼早大・岡村猛監督（救援陣が崩れて連勝ならず）気迫にやられましたな。何とか（エースの）有原頼みから脱却したい。