ソフトＢ李大浩「福岡の英雄に」　３０発１００打点宣言

入団会見を終え秋山監督（右）と握手するソフトバンクの李大浩

　福岡の英雄になる！ソフトバンクに新加入した李大浩（イ・デホ）が、韓国・釜山から福岡空港に来日し、ヤフオクドームで記者会見を行った。

　「私の目標は秋山監督を胴上げすること。ホームランは３０本は打ちたい。打点王（１２年）は獲ったことはあるが、１００打点が目標だったので満足していない」。濃紺のスーツで数字をぶち上げた新４番候補。新天地にかける意気込みは、肉体の変化に現れていた。

　１月のサイパン自主トレでは朝７時半から夜９時半すぎまで、１日１４時間のトレーニングを敢行。自転車トレや水泳も取り入れた。「（体重は）変化はない。日焼けしたからそう見える」と笑うが、同席した秋山監督は「痩せたね。筋肉量が増えたんじゃないかな」と驚いた。１３０キロの体重は維持したまま、筋肉量を増やした新型ボディーに変身を遂げた。

　オリックスでプレーした過去２年間はいずれも２４本塁打＆９１打点。２年総額９億円で移籍してきた主砲は「たくさんお金を頂いて入団したので（期待に）応えたい。頑張って福岡の英雄になりたい」と頼もしい言葉で決意を表明した。