藤浪 阪神グループの顔や! サトエリとCM“共演”

[ 2014年1月30日 05:30 ]

ベースランニングで快足を披露する藤浪

 藤浪がサトエリと“共演”する!阪神・藤浪晋太郎投手(19)が球団の親会社である阪神電鉄のテレビCMシリーズ「阪神沿線物語」に映像出演することが29日、分かった。同CMは女優の佐藤江梨子(32)と、お笑いコンビ「ハマカーン」の神田伸一郎(36)演じるカップルを通じ、阪神沿線の魅力をPR。2月22日から放送される第2話内の1シーンで、テレビ画面に映し出された藤浪が“登板”する。今や球団のみならず、阪神グループの「顔」や!

 藤浪が“登板”する。ただし、その舞台は甲子園のマウンドではない。なんと、テレビCMの中だ。しかも…、あのサトエリと“共演”する。虎党にとっては、必見のCMとなりそうだ。

 藤浪が“出演”するのは、球団親会社である阪神電鉄が14日から放送開始したテレビCM「阪神沿線物語」だ。このCMは同社が昨年7月1日から展開する「沿線活性化プロモーション」の一環として制作。女優の佐藤江梨子とハマカーン・神田伸一郎が演じるカップルの生活を通じ、阪神電鉄沿線の利便性、人の温かさをPRする連続ドラマ仕立てとなっている。

 すでに放送中の第1話「プロポーズ編」では東京で暮らしていた神戸出身の優子(佐藤)に東京出身の達也(神田)がプロポーズも、優子は達也の元を去る。だが、諦めきれない達也は彼女を追って神戸へ向かう。そして第2話「挨拶編」で優子と再会した達也は彼女の実家の洋食屋に挨拶へ。そこで優子の父が達也に「ほんで、どこのファンや?」と問いかけるシーンがある。

 虎党は、その直後に要注目だ。店内で流されているテレビ画面に、阪神の試合が映し出される。そして、そこにアップで映る投手がいる。それこそが、藤浪だ。映像は、昨季のデーゲーム時のものを使用。出演者たちとの絡みがあるわけではなく、あくまでも、間接的な映像での出演。とはいえ、「たまたま」で藤浪の映像が使われたのではない。考え抜かれた演出、選び抜かれたキャスティングの結果だ。

 「(藤浪の映像を使用した理由は)タイガースで今、一番、知名度の高い選手なので。満場一致で藤浪選手に決まりました」とCM制作に携わった関係者も証言する。堂々たる出演は、次代エースへも一気に“電車道”といったところか。

 阪神電鉄のCMに球団関係者が出演するのは、09年の阪神なんば線開通時に起用された、真弓明信前監督以来となる。今回の藤浪は球団を代表して、そして阪神グループの「顔」として、異例の抜てきを受けた格好だ。同CMの放送地域は関西エリア全域で、阪神梅田駅「駅 SIGHT」でも視聴が可能。藤浪が“登板”する注目の第2話は、2月22日から放送開始予定だ。虎党の皆さん、マウンド上での勇姿だけでなく、CM内の藤浪もお見逃しなく。

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