桐光は準々決勝敗退…松井出番なし、夏へ課題「球数減らす」

[ 2013年5月20日 15:54 ]

<高校野球関東大会 桐光学園ー前橋育英>ベンチ前で監督の指示に耳を傾ける松井(左から2人目)ら桐光ナイン

第65回春季高校野球関東大会第3日 桐光学園5―8前橋育英

(5月20日 栃木・宇都宮清原球場)
 昨夏の甲子園大会で1試合22奪三振の新記録をマークした桐光学園(神奈川)の左腕・松井は19日に12回を完投し、168球を投げていたためベンチスタート。展開次第で救援登板する準備はしていたものの、出番がないまま桐光学園は準々決勝で姿を消した。

 この日は2年の山田が先発。6回まで3失点と粘投したものの、7回に4本の長短打を浴び4失点。リードを守れなかった。野呂監督は「(山田は)いいボールもあるんだけど、ボールが高い(夏へ向け)松井が7試合行く練習もしないといけないし、これを機に(山田が)もっといけるようになれば。山田と(この日2番手の)恩地を勝てる投手に育てていかないと」と松井に続く2番手以降の育成を課題に挙げた。

 前日投げた168球は1イニングにならせば14球と多くはないが、夏場連投が必至となることを見据え、松井は「球数を減らさないと。ストライク先行でいきたい」と話した。

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