上原＆田沢　雨で中断後に登板「最低の内容で最高の結果」

ツインズ戦の９回に登板し、１回を無失点で捕手サルタラマッキア（右）とハイタッチするレッドソックス・田沢

ア・リーグ レッドソックス５―１ツインズ

（5月19日 ミネアポリス）
　レッドソックスの上原と田沢が雨による中断後に登板し、ともに１回無失点でチームの５連勝に貢献した。

　７回表を終えたところで雨が降り出し、試合は３時間中断。再開後の８回に登板した上原は「重りを背負って投げているようだった」と準備の難しさを口にしたが、２死満塁のピンチを空振り三振でしのぎ「最低の内容で最高の結果みたいな感じ」と苦笑いだった。九回からマウンドに上がった田沢も「気持ちを切らさないようにしていたけど…」と先頭から連打を許したが、後続を抑えて「何とかゼロに抑えられて良かった」と安堵の表情を浮かべていた。

　▼上原の話（３時間の中断で）気持ちは全然駄目だったし、重りを背負って投げているようだった。最低の内容で最高の結果みたいな感じ。とにかくゼロで良かったです。

　▼田沢の話（中断中は）気持ちを切らさないようにしていたけど、難しい部分があった。先頭から２人出してしまった。何とかゼロに抑えられて良かった。（共同）