大谷 谷沢健一氏も絶賛「由伸によく似ている 首脳陣も起用法に迷うな」

[ 2013年1月14日 11:08 ]

大谷(奥)はノーステップで遠投を行う

 日本ハムのドラフト1位・大谷翔平投手(18=花巻東)が13日、驚異のレーザービームをお披露目した。ノーステップの遠投で90メートル先の相手にノーバウンドで投げ込んだ。新人合同自主トレの第1クールを終了したが、肩で評判にたがわぬ逸材ぶりを披露した。

 この日、視察に訪れた野球評論家で、東大の臨時コーチも務める谷沢健一氏は「球の回転が非常にいい。遠投でも手元で伸びてきている。修正能力も高い」と絶賛。「打撃は下半身の使い方とか、巨人の(高橋)由伸によく似ている。これは首脳陣も(起用法に)迷うな」とその素質の高さに驚いた様子だった。

 「高校ではやらないことができて勉強になった」と第1クールを振り返った大谷。右肩の順調な仕上がりを披露したことで、ブルペン入りの前倒しにゴーサインが出る可能性もある。いよいよ「投手・大谷」がベールを脱ぐ日も近い。

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2013年1月14日のニュース