日本ハム 阿井ヘッドを23日に発表、12月で高校退職

[ 2012年11月21日 18:57 ]

日本ハムのヘッドコーチに就任することになった川越東の阿井監督

 プロ野球日本ハムの来季ヘッドコーチに埼玉・川越東高の阿井英二郎監督(48)が就任することが21日、確実になった。23日に発表される。日本高野連によると、教員勤務を経て高校野球の監督を務めた元プロ選手が、コーチとしてプロ球界に復帰するのは初めてのケース。阿井氏は12月31日付で同校を退職する予定。

 関係者によると、阿井氏とヤクルトで一緒にプレーしていた栗山英樹監督の就任当初からの希望もあり、招聘が決まったという。日本ハムは昨年もプロでの指導歴がない栗山監督を抜てき。高校教諭を経てスカウトに転身した大渕隆スカウトディレクターらの例もある。

 阿井氏は茨城県出身。群馬・東農大二高から1983年にプロ入りし、投手としてヤクルト、ロッテで10年間プレーして通算17勝を挙げた。その後、茨城・つくば秀英高の教諭を務めていた99年にアマチュア資格を認定されて高校野球の指導者となっていた。

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