西岡 阪神愛「六甲おろし口ずさんでいた」、背番号7

[ 2012年11月21日 06:00 ]

阪神の背番号7のユニホームでガッツポーズを見せる西岡

 ツインズを自由契約となり、阪神入りした西岡剛内野手(28)が、大阪市内のホテルで入団記者会見に臨み「伝統のあるチームで思う存分、暴れたい」と誓った。

 2年総額4億円プラス出来高払いで契約し、背番号はロッテ時代の7。ロッテ、オリックスとも交渉した西岡は、熱狂的なファンの存在などを阪神入りの決め手に挙げ、「いばらの道を選んだ。もう一回復活するのか、このまま終わっていく選手になるのか。この1、2年が僕の野球人生の分岐点になる。自分にプレッシャーをかけられる球団はどこかと考えたら阪神でした」と話した。さらにロッテ時代の甲子園での交流戦を振り返り、「六甲おろしが流れれば口ずさんでいました。1回でいいから阪神でやってみたいな、と思ったこともありました」と告白した。

 日本球界復帰は3年ぶりで、セ・リーグでのプレーは初めてとなる。「米国に渡ってふがいない結果に終わった。早くユニホームを着て野球をしたい」と意気込んだ。会見に同席した和田豊監督は二塁、上位打線での起用を示唆し、「チームの雰囲気をがらっと変えてくれると思っている」と期待を寄せた。

 ◆変更 阪神は、俊介外野手(25)の背番号を「7」から「40」に変更すると発表した。

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2012年11月21日のニュース