小川監督 1年前の貧打再現に落胆「一切コメントなしです」

[ 2012年10月13日 19:47 ]

セ・リーグCSファーストS第1戦 ヤクルト1―6中日

(10月13日 ナゴヤD)
 まるで1年前のCSファイナルステージの再現だった。ヤクルト打線が敵地で振るわない。5安打でソロ本塁打の1点のみ。小川監督は「きょうのことは一切コメントなしです」と険しい表情で話し、落胆を隠せなかった。

 0―3からバレンティンの一発で反撃した7回は、なお1死一、二塁で救援した浅尾を打てず、8回2死満塁もソーサに代わった山井に抑えられた。もうひと押しができず、継投でかわされた。

 雄平、田中の1、2番が無安打に終わるなど、中軸の前に好機をつくれなかったのも響いた。1、2番が計4安打した中日とは対照的。田中は「重要なポイントだと思うので、あしたは何が何でもチャンスメークしたい」と巻き返しを誓った。

 5試合全てが3得点以下だった昨季のファイナルステージの貧打が繰り返されるのか。崖っぷちの状況で打線の奮起は不可欠。小川監督は「頑張るしかない」と短く言った。

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2012年10月13日のニュース