黒田　笑顔のシャンパンファイト「最後に勝てて良かった」

リーグ優勝決定シリーズ進出を決め、チームメートにシャンパンをかけるヤンキース・黒田
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ア・リーグ地区シリーズ第５戦 ヤンキース３―１オリオールズ

（10月12日 ニューヨーク）
　ヤンキースは２年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出。黒田は最終戦までもつれ込んだ戦いを振り返り「どっちが勝ってもおかしくなかったが、最後に勝てて良かった」と喜び、完投勝利を挙げたサバシアを「ここ一番でさすが」と称えた。

　試合直後は「今日は寒いから余計冷たい」と話していたが、シャンパンファイトではチームメートからねぎらいのシャンパンを浴び、笑顔をはじけさせた。

　第３戦ではドジャース時代の０９年以来、３年ぶりにプレーオフで登板。９回途中２失点と好投し、劇的なサヨナラ勝ちを呼んだ。タイガースとのリーグ優勝決定シリーズでも期待がかかるが、「自分のピッチングをしてチームが勝てるようにしたい。ここまで来たら、ワールドシリーズを目指して頑張りたい」と力強く話した。