2年生エースを絶賛「はまれば、これくらいの力ある」

[ 2012年8月9日 17:52 ]

<今治西―桐光学園>最最後の打者を空振り三振に仕留め、22奪三振の大会新記録をマークした桐光学園の松井
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第94回全国高校野球選手権大会1回戦 桐光学園7―0今治西

(8月9日 甲子園)
 桐光学園の左腕・松井が10連続を含む毎回の22三振を奪い、1試合最多奪三振の大会新を記録。初めて踏んだ聖地で快挙を達成した2年生エースは「ちょっとできすぎでした」と笑顔を見せた。

 松井をリードした捕手・宇川は「はまれば、これくらい取れる力はある。三振を取らせようとは思っていないが、追い込んだら三振と思っていた」と振り返った。「上手に投げようとするより、全力でいきなさい」と指示していたという野呂監督は、試合後に記録達成を聞かされると「そんなに…」と驚きの表情。05年の第87回大会以来、7年ぶりの甲子園勝利に「今までの苦労が吹っ飛んだ」とホッとした表情だった。

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