常総・大崎　兄の雄太朗から「松井から安打１本打ったら喜べ」

第９４回全国高校野球選手権大会１回戦 常総学院１４―０杵築

（8月9日 甲子園）
　常総学院の大崎が２安打１打点で、打線のけん引役となった。１回に二塁打を放ち、３回は好機で三塁打。甲子園大会を制した兄２人がいる末っ子は「兄のようなかっこいいスタイルができたら」と目を輝かせた。

　次の対戦は、大会新の２２奪三振を樹立した松井を擁する桐光学園。長兄の雄太朗（現西武）から７日に電話で「対戦することがあれば、安打１本打ったら喜べ」と言われたという。映像で左腕の投球を見た大崎は「スライダーは想像以上。兄の言う通り」と勝負を楽しみにしていた。