作新 ヒーローは背番号16 「勝負強いバッター」が期待に応えた

[ 2012年8月9日 10:41 ]

<佐久長聖―作新学院>6回表作新学院1死一塁、代打吉田が右越えに大会第1号となる逆転2ランを放つ。投手五味

第94回全国高校野球選手権大会1回戦 作新学院9―5佐久長聖

(8月9日 甲子園)
 昨夏4強の作新学院が4点のビハインドをはね返して逆転勝ち。ヒーローは背番号16の3年生・吉田だった。

 4回に3長短打などで1点差とし、6回1死一塁で小針監督は「勝負強いバッターだったので、いい場面があったらと思っていた」と吉田を送り出した。吉田は相手右腕・五味の高めの直球を振り切り、右翼席へ飛び込む逆転2ラン。指揮官の期待に応え、今大会第1号の栄誉も受けた背番号16は「思い切り振ったらホームランになった。うれしくてダッシュしてしまった」と笑顔で振り返った。

 2カ月前に練習試合で大差で敗れた佐久長聖に雪辱。投げては左腕・筒井をリリーフした水沼が6回を1失点でしのぐ好投を見せ、「全員でカバーしあうチーム」(小針監督)が好スタートを切った。

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