米独立Ｌ復帰の吉田えり　ナックルに自信あり！

米独立リーグのマウイ移籍が決まり、抱負を語る関西独立リーグ・兵庫の吉田えり投手

　野球の関西独立リーグ、兵庫の吉田えり投手（２０）は昨季プレーした米独立リーグのマウイ移籍が決まり、２１日、兵庫県の三田市城山公園野球場で「つらいこともたくさんあるけど、それが自分の成長につながっている。米国でも１勝、２勝と積み重ねていきたい」と抱負を語った。

　男子とともにプレーする日本初の女性プロ野球選手として注目された吉田は、２０１０年から米独立リーグに挑戦して昨年１勝を挙げた。３年ぶりに関西独立リーグに復帰した今季は、今月３日に日本での初白星を手にした。渡米を前に、吉田は「ナックルボールに自信を持てるようになった」と手応えを口にした。

　６月から米国でプレーする予定だが、一方で「いつかは日の丸を背負いたい」と女子野球の日本代表にも関心を示した。