高木監督「感動したね」 今季42試合目で初逆転勝ち

[ 2012年5月21日 06:00 ]

<中・西>決勝打を放った中日・和田はお立ち台でファンの声援に応える

交流戦 中日6-2西武

(5月20日 ナゴヤD)
 中日・高木監督は「こういう勝ち方は想像もしていなかった。感動したね。この点の取り方は」と笑いをこらえきれなかった。相手のお粗末なプレーに助けられ、今季42試合目で初の逆転勝ち。セ・リーグ最速の交流戦100勝目を挙げ、首位をがっちりキープした。

 1点を追う8回。無死一、二塁から大島が送りバントを失敗し、流れが悪くなった。だが、その直後の荒木の投ゴロを岡本篤が一塁へ悪送球。二塁から岩崎達が労せず還り、2死二、三塁からは和田が中越え2点三塁打を放って勝ち越した。「真っすぐ一本に絞って打てなかったらしょうがないと思った」と和田。この回、さらに2点を加えて試合を決めた。

 指揮官は逆転への過程で無死一塁からバント要員ではなく、山崎を代打に送る積極さい配。右前打を引き出した。「よくつないでくれた。結果的にあれが大きかったね」といつになくご機嫌だった。

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2012年5月21日のニュース