プロ野球平均年俸 合計トップは巨人 DeNAの2倍超

[ 2012年5月14日 17:14 ]

 日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)は14日、選手会に加入する支配下選手731人の今季の年俸調査結果(出来高払いは除く)を発表し、平均年俸は調査を始めた1980年以降で最高だった前年より115万円減の3816万円となり、5年ぶりに前年を下回った。

 年俸1億円以上も、過去最高だった前年より2人少ない78人。選手会は「(ダルビッシュらの)大物選手がメジャーに移籍したのが原因だろう」と分析した。

 球団別の平均年俸では杉内俊哉投手、村田修一内野手を補強した巨人が5894万円で4年ぶりにトップに返り咲き、前年まで3年連続1位の阪神が5229万円で続いた。DeNAは1077万円減の2399万円で最下位だった。

 球団別の年俸1億円以上の選手も巨人の10人がトップで阪神、ソフトバンクが9人。リーグ別ではパが41人、セが37人だった。年俸合計でも巨人が34億1880万円で1位となり、DeNAが15億1160万円で最も少なかった。

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2012年5月14日のニュース