沢村の成長はココ 川口コーチ「地方は難しいがしっかり適応した」

[ 2012年5月14日 08:52 ]

<ヤ・巨>6回2死一、二塁、宮本を左飛に抑えガッツポーズをする沢村

セ・リーグ 巨人5-1ヤクルト

(5月13日 秋田)
 ついに借金完済!巨人は13日、先発・沢村拓一投手(24)がヤクルト打線を7回6安打無失点に抑える好投もあって、今季初めて勝率を5割とした。

 地方独特のマウンドに合わず、序盤は制球に苦しんだ。先頭・田中に四球を与え1死二塁。3番・ミレッジにも3ボールに。しかし、ここからが2年目の真骨頂だ。

 意識してフォームの上下動を減らし、ミレッジを三振、バレンティンを捕邪飛に仕留めた。あとは無失点の独り旅だ。7回121球で降板したが、連続無失点イニングを27回2/3まで伸ばした。

 新人だった昨季は静岡、福島と地方球場で2戦2敗。「去年、いろんな球場でいろんな投球をした。地方は難しいがしっかり適応した」と川口投手総合コーチも成長ぶりを認めた。

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2012年5月14日のニュース