マー君ガックリ 完封目前から4連打で白星スルリ

[ 2012年4月7日 06:00 ]

<オ・楽>9回、同点に追いつかれガックリとマウンドを下りる田中

パ・リーグ 楽天2-2オリックス

(4月6日 京セラD)
 あと1人だった。楽天の田中は2―0の9回2死まで完封ペースだったが、李大浩(から4連打を浴びわずか7球で同点とされ、今季初勝利を逃した。開幕から2試合連続の白星なしはルーキーイヤーの07年以来となり「同点に追いつかれて申し訳ない」と肩を落とした。

 3月30日のロッテ戦では仙台初開幕投手を任されながら、まさかの6回5失点で今季初黒星を喫した。開幕2カード目では同い年の塩見、1歳上の戸村が活躍。「あの投球を見て、何も思わない人はいない」と刺激を受けたが、最後の最後で力尽きた。佐藤投手コーチは9回について「(相手が)振ったところに変化球が曲がっていた」と分析したが、今季初の延長戦をエースで勝てなかったあって星野監督は試合後、昨季の就任以来初のノーコメントで怒りを押し殺した。

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2012年4月7日のニュース