5度目の零敗!巨人打線、重症…31イニングス連続無得点

[ 2012年4月7日 20:49 ]

1回、2死三塁の好機で空振り三振に倒れた巨人・阿部。投手スタンリッジ、捕手藤井彰

 プロ野球伝統の一戦、阪神―巨人2回戦は7日、甲子園球場で行われ、阪神が初回の先制点を守り抜いて1―0で勝った。巨人は開幕から8試合目で5度目の零敗で泥沼の5連敗。この日もわずか4安打と、打線の不振は深刻で実に31イニングス連続無得点が続いている。

 先発は阪神がスタンリッジ、今季、チーム唯一の白星を飾っている巨人は杉内。巨人は初回2死から中前打で出塁し、スタンリッジの暴投でスタートを切っていた長野が三塁まで進んだが、阿部が空振り三振に倒れ、無得点に終わった。

 その裏、杉内が先頭の平野に中前打を許し、続く大和のニゴロを藤村が失策。鳥谷は三振に仕留めたものの、1死二、三塁から新井の三ゴロの間に1点を先制された。

 2回、巨人の攻撃は3者凡退。その裏、阪神は2死から藤井彰が右前打で出塁したが、スタンリッジが三振で無得点。

 3回、巨人は1死から杉内が四球を選ぶも坂本、ボウカーが2者連続三振。これでボウカーは27打席連続ノーヒットが続いている。その裏、阪神は1死から大和が中前打で出塁も無得点。

 4、5回は両チームとも3者凡退。6回、巨人は2死からボウカーが右前打で出塁。長野が中前打、阿部が死球で満塁としたが、村田が空振り三振。その裏、阪神は2番からの攻撃も3者三振。

 7回、阪神は2番手の左腕・筒井がマウンドへ。巨人は高橋由、小笠原、藤村がいずれも三振に倒れた。その裏、阪神も3者凡退。

 8回こ巨人は3番手の榎田の前に3者凡退。その裏、阪神はまたも3者凡退。9回、巨人は阪神の守護神・藤川から先頭の長野が中前打を放って出塁したが、阿部、村田が連続三振。高橋由も一ゴロに倒れた。

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