川崎 ガラ空き遊撃へ5戦連続安打 指揮官も高評価

[ 2012年3月11日 06:00 ]

ダイヤモンドバックス戦の5回、セーフティーバントを試みるマリナーズ・川崎

オープン戦 マリナーズ5―8ダイヤモンドバックス

(3月9日 ピオリア)
 マリナーズ・川崎が9番二塁で出場。2回2死三塁から技ありの中前適時打を放ち、連続試合安打を5に伸ばした。

 相手先発は2011年ドラフト1巡目で速球派のバウアー。遊撃手が三塁寄りに大きく守備位置を変えた2球目だ。外寄り95マイル(約153キロ)の直球を叩くと、打球はガラ空きの遊撃の定位置へ。引っ張れないと判断したシフトを逆手に取り、力負けしなかった。

 次打者の初球に二盗。タイミングは完全にセーフだったが、判定はアウト。それでも「状況に応じたプレーをしてくれる」とエリク・ウェッジ監督が高く評価する野球センスを随所に見せた。「結果を出さないと。毎日が必死」とオープン戦6試合で打率・357。得点圏打率は8割(5打数4安打)。勝負強さもアピールし、開幕25人枠入りへ着実に前進している。

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2012年3月11日のニュース