由規 途中降板 右ひざ付近に打球直撃

[ 2012年3月11日 15:38 ]

オープン戦 ヤクルト5―4広島

(3月11日 福山)
 仙台市出身のヤクルトの由規投手が11日、広島とのオープン戦に先発、3回に先頭打者の松山のライナーが右ひざ付近に直撃し、降板した。

 病院へ向かった由規は「当たった瞬間はしんどかったけど、落ち着いた」と話した。病院では「打撲」との診断で「医者も大丈夫だということで安心した」と話したが、開幕へ不安を残した。

 この日の由規は6安打2三振1死球で3失点。球に力がなく、広島打線にとらえられ、不安定な投球だった。

 降板後にはベンチ裏で黙とうをささげた。「いろんな思いがあって1年がたった。勇気と元気を与えるプレーを引き続きできれば。しっかり治して百パーセントの力を出せるようにやっていきたい」と決意を新たにしていた。

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2012年3月11日のニュース