広島と西武で“里帰りトレード”!嶋 DHで再出発へ

[ 2012年3月11日 06:00 ]

 広島・嶋重宣外野手(35)と西武・江草仁貴投手(31)のトレードが成立し、両球団から10日に発表された。

 嶋は04年に首位打者となった実績を持つが昨季は54試合の出場で打率・256だった。嶋は14日に埼玉県所沢市内で入団会見の予定。渡辺監督は「期待するところは打撃。DH(指名打者)になると思う」と期待を込めた。江草は阪神で左の中継ぎとして活躍したが、西武に移った昨季は12試合の登板にとどまった。広島は昨季、76試合に登板した青木がキャンプで左膝を痛め、左腕の補強が課題だった。両選手ともに出身地へ戻る移籍となる。

 ◆嶋 重宣(しま・しげのぶ)1976年(昭51)6月16日、北海道生まれ(埼玉県出身)の35歳。東北から94年ドラフト2位で広島に投手として入団。1軍で2試合に登板し、99年に野手転向。04年に首位打者と最多安打を獲得した。1メートル81、95キロ。左投げ左打ち。

 ◆江草 仁貴(えぐさ・ひろたか)1980年(昭55)9月3日、広島県生まれの31歳。盈進―専大を経て、02年ドラフト自由枠で阪神入団。主に中継ぎとして活躍し、昨季途中にトレードで西武移籍。1メートル78、82キロ。左投げ左打ち。

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2012年3月11日のニュース