スタートから違っていた永江 渡辺監督「若い頃の稼頭央にそっくり」

[ 2012年3月7日 08:07 ]

<練習試合 西・楽>4回2死一塁、永江は二盗を決める

練習試合 西武3―2楽天 

(3月6日 ほっと神戸)
 楽天との練習試合で対外試合初先発となったドラフト4位の永江恭平内野手(18)が3打数3安打1盗塁と大活躍した

 キャンプは2軍だったが守備力を評価されて3日に1軍昇格。投手兼任だった高校時代は最速149キロを計測し、3年夏には甲子園のマウンドにも立った。遠投118メートルの強肩と巧打を生かすため、プロでは内野手を選んだ。

 渡辺監督は1月の新人合同自主トレで「高校出とは思えない肩をしている。キャッチボールから違う」と潜在能力に注目。スローイングと打球までの足の運び方に「若い頃の(松井)稼頭央にそっくり」と姿を重ね合わせ、この日の試合前には松井に「おまえにそっくりな選手が出るから」と告げた。楽天ベンチでも似ていると話題になった。

 チームには不動の遊撃手に中島がいるため、永江は2軍で経験を積む。開幕1軍の可能性は低いが、将来性豊かな若獅子がまた一人、現れた。

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