開幕メジャーへ前進!川崎3打点でアピール

[ 2012年3月7日 06:00 ]

パドレス戦の6回、中前適時打を放つマリナーズ・川崎

オープン戦 マリナーズ13―7パドレス

(3月5日 ピオリア)
 マリナーズの川崎がパドレス戦に途中出場し、初適時打を放つなど3打点の活躍を見せた。

 「あそこは一番、ヒットが欲しかった。結果が出てよかった」。6回無死一、三塁から後続が連続三振に倒れた最初の打席。右腕・フリエリの初球、外角直球を痛烈なライナーで中前に運んだ。外に広いとされるストライクゾーンに対応するため、キャンプイン後は日課の早出特打。ひたすら外角球を中堅から左方向に打つ練習を繰り返してきた成果を見せた。

 小技も披露した。8回1死一、三塁から三塁線にセーフティースクイズ(記録は捕犠打)。「サインだったので、決められてよかった。練習の成果が出た」。一緒にスクイズの練習をしたイチローから「ムネ、やるね」とお墨付きをもらっていた得意技だった。

 9回1死満塁でも外角球を強引に二塁に引っ張り、三塁走者を生還させるチーム打撃に、ナインからハイタッチを求められた。与えられたチャンスを確実に生かし、日本人選手では2年ぶりのオープン戦3打点。開幕25人枠入りに前進した。

続きを表示

2012年3月7日のニュース