安田主将が火付け!早実3回イッキ10点逆転コールド

[ 2011年7月14日 06:00 ]

<啓明学園・早実>3回1死一塁 右越え2ランを放つ安田

西東京大会1回戦 早実12―1啓明学園

(7月13日 上柚木公園)
 早実は3年生の安田権守(こんす)主将が打線に火を付け、1イニング10得点の逆転劇で5回コールド勝ちした。

 3回、先頭で右翼線三塁打を放つと、打者一巡で迎えた1死一塁では右翼へ2ラン。10得点の猛攻を締めた。昨夏の甲子園も主軸で活躍したが、初回1死三塁の先制機は投ゴロ。その裏には先制点につながる失策も犯した。

 「最初は体中が震えてしまって…。勝てて良かった」。現チームは結成11カ月目で公式戦初勝利。昨夏は打席に入る前に腕立て伏せをし「腕立て王子」と呼ばれたが、今年に入り封印。周囲に目を配るためでもあり、主砲から主将に成長した安田が昨夏に続く甲子園へチームを引っ張る。

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2011年7月14日のニュース