基準超なら中止…独自の放射能対策で球児を守る!

[ 2011年7月14日 06:00 ]

開会式を前に、放射線量を計測する高野連関係者

福島大会開会式

(7月13日 開成山)
 今大会は福島第1原発事故で球児の受ける放射線量を減らすため、異例の独自対策をとる。開催日は各球場で午前6時半に本塁付近やベンチ、外野など5カ所の地面から50センチの高さで放射線量を測定。国の屋外活動制限基準の毎時3・8マイクロシーベルトを1カ所でも超えれば、その日の試合は中止に。測定結果は球場で掲示する。

 試合途中に雨が降ってきた際は、早めに中断となる場合も。再開の際は本塁付近と外野の2カ所で放射線量を測定。基準を超えていればそのまま中止、もしくはコールドゲームとなる。雨天時にグラウンド整備を行う選手らにはゴム手袋を着用させる。

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2011年7月14日のニュース