ド軍放送権契約認めず「放送権料がオーナーの私的目的で使われかねない」

[ 2011年6月21日 10:10 ]

 米大リーグのバド・セリグ・コミッショナーは20日、ドジャースがFOXスポーツとの間で交渉を進めている総額30億ドル(約2400億円)といわれるテレビ放送権について、契約を認めないとする声明を発表した。

 ドジャースの共同オーナーであるマッコート夫妻は離婚係争中で、財産分与による球団所有権をめぐる争いなどが紛糾している。球団経営も悪化が懸念されている状態で、大リーグ機構は4月に監視下に置くことを決めた。セリグ・コミッショナーは声明で「放送権料がオーナーの私的な目的で使用されかねない。球団の将来を考えた場合、今回の契約は得策ではない」と理由を説明した。(共同)

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2011年6月21日のニュース