斎藤 3失点も「一番良かった」と手応え 28日にも合流

[ 2011年6月21日 19:16 ]

イースタン・リーグの巨人戦に先発した日本ハム・斎藤

 左脇腹を痛め2軍で調整している日本ハムの斎藤佑樹投手が21日、千葉県鎌ケ谷市でのイースタン・リーグの巨人戦に先発した。直球主体の投球で、7回をソロ本塁打を含む7安打3失点(自責点2)でまとめ「2軍で一番良かった。あとは1軍相手にどれだけ投げられるか」と話した。

 失策で1点を失った三回は3四球と制球が乱れ、五回には脇谷に右越えソロを許した。それでも要所でバットの芯を外した100球に「鎌ケ谷に来てレベルアップできたかなと思う」と手応えを口にした。

 2軍での登板は最後とみられ、28日からのロッテ戦(札幌ドーム)での1軍合流が濃厚だ。ファームでは直球に磨きをかけることに重点を置き「真っすぐに関しては力のなさを感じたので、追い求めていこうと思う」と自分の力を冷静に見詰めた1カ月半でもあった。

 球団によると、この日の観客は平日としては過去最多の2688人。注目のルーキーは「人のありがたみを感じた。頑張ろうというモチベーションをもらった」とすがすがしい表情で話した。

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2011年6月21日のニュース