オリックス シーズン中超異例のサバイバル紅白戦

[ 2011年6月21日 06:00 ]

 シーズン中に超異例!オリックスが22日、京セラドームで紅白戦を開催。連戦を乗り切る先発ローテーションを再編成する。

 試合間隔が空く交流戦とは違って連戦続きの同一リーグ戦。28日西武戦(京セラドーム)から6連戦、7月5日楽天戦(同)からは9連戦と、球宴前の山場を乗り切るには先発の頭数が必要となってくる。

 岡田監督は人数について「8人の中で(先発ローテは)6人や」と明言。さらに「ピッチャーは実戦で投げんとどうしようもない。ちょうど京セラも空いとったしシート打撃やるんなら一緒よ」と紅白戦での直接対決に目を光らせる。

 22日にはウエスタン・リーグで広島戦(神戸サブ)も組まれているものの、ぐずついた天候が続く毎日。「(2軍戦を)やれる保証もないから」と指揮官。ドームなら天気に左右されず行えるという利点もある。

 開始前に最大「10」あった借金を「1」まで減らした交流戦。その戦いぶりには岡田監督も確かな手応えを感じている。

 「いい弾みのついた交流戦だった。(ケガの)金子千や近藤も戻ってきた。ベストメンバーで試合できたのが大きい」

 上位の坂口、田口が打撃好調なだけにカギを握るのは投手陣だ。この快調ペースを維持するためにも“開幕ダッシュ”は欠かせない。上位進出へのキーマンを選び出す重要な紅白戦となる。

続きを表示

2011年6月21日のニュース