弱点?阪神ドラ1左腕 意外な過去を告白

[ 2011年4月10日 12:15 ]

投内連携で投げ込む榎田

 阪神・榎田がプロ入り後初のナイター練習で意外な過去を告白した。

 「ナイターに苦手意識はないですが、屋外ナイターは都市対抗予選で経験があります。湿気が多くてそっちが気になった。2試合とも4、5回で2、3点取られました」

 キャンプ、オープン戦と投げるたびに評価を上げ続けてきたドラフト1位左腕に、思わぬ苦手分野があった。精密機械のリズムを狂わせた正体は、湿気の多さ。空調の調整がきく東京ドームでの本選はチームを昨夏8強に導いただけに、甲子園、特に夏場以降はその行方が気になるところ。

 「時間とか施設の照明になれていないので、きょうは疲れました。サインの確認は、ちゃんと見えました」

 午後5時30分に練習開始とあり、体内時計も微妙に狂った。ただ、グラウンドではそんな素振りは一切見せず、中距離ダッシュを入念にこなしていた。まずは中継ぎとしてのスタートだが、先発7番手としても出番をうかがう期待のルーキー。最後は「(ナイターにも)慣れていかないといけません」と力強く締めくくった。

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2011年4月10日のニュース