節電に配慮…“G家発電”で東京ドーム開催

[ 2011年4月10日 06:00 ]

 巨人が本拠地である株式会社「東京ドーム」と協力し、消費電力が急増する夏場の東京ドームでの試合開催に向けて自家発電を導入することが9日、分かった。東日本大震災の影響による電力問題解消への取り組みとなるもので、自家発電の主力となるのはレンタルの移動電源車だ。

 球団関係者は「台数やいつ頃からという詳細は検討中だが、国民の皆さんも取り組んでいる節電の動きにしっかり配慮するということ」と説明。ばく大な電力の消費を最大限抑えることが目的だ。球団では東京ドームのナイター1日分で、一般家庭の約4000世帯の1日分にあたる約4万キロワット時(kwh)を消費すると分析。3月19日には球場内の照明、冷暖房など40%の節電計画を発表している。これに移動電源車を導入すれば、通常の4万kwhの約2割から3割を自家発電でまかなうことが可能で、さらなる節電策につながる。

 政府が発動を決めた電力使用制限令では、周辺のホテルや遊園地を含めた「東京ドームシティ」全体で25%の電力削減が課される見通しだが、自家発電導入なら東京ドーム単体でも節電は25%を大きく上回る。球団幹部は「東京電力の電気を極力使わないでやりましょうということ。ご批判を受けずに試合ができると思う」と説明した。原監督が「われわれのお城」と試合開催を待ち望む東京ドームが、最大限の努力を重ねて来るべき日に備える。

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