女房役・高城５安打「痛みよりも投手を楽に」

＜北海・九州国際大付＞１回２死二塁、九州国際大付・高城は右前適時打を放つ

第８３回選抜高校野球大会第９日 九国大付５―４北海

（3月31日 甲子園）
　九州国際大付４番・高城が５安打２打点と大活躍した。北海のエース玉熊の外に逃げるスライダーに対し「きょうは逆方向に打つことだけを考えた。振ったら詰まるので、監督からも“上から叩くようなイメージで打て”と言われました。１、３打席目のタイムリーは思うような打撃ができた」と満足そう。

　８回の守備でファウルチップを喉に当てながら、直後の９回にもこの日５本目となる右前打。「痛みよりも投手を楽にさせたかった」と主将、捕手としての自覚をにじませた。