北海驚異の粘り及ばず…頭脳派・玉熊“悔しい5”

[ 2011年4月1日 06:00 ]

<北海・九州国際大付>8回無死、花田に勝ち越しソロを浴び呆然の玉熊

第83回選抜高校野球大会第9日 北海4―5九国大付

(3月31日 甲子園)
 北海(北海道)は3度同点に追いつき、9回も1点差に迫る驚異の粘りを見せたが、48年ぶりのベスト4進出を逃した。

 過去2試合で1失点だった2年生エースの玉熊が12安打で5失点。学業成績はオール5で、頭脳的な投球術が持ち味だが、この日は制球が甘くなり「本当にあと一歩の精度。投げたら負けない投手にならないと…」と唇をかんだ。前夜は北海道出身の歌手・松山千春から差し入れられたステーキとカツを食べて出陣。平川敦監督は「最後までよく食らいついてくれた」とナインの健闘を称えた。

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2011年4月1日のニュース